この雑誌の歴史

2014-05-26

この雑誌「互いに愛し合いなさい」はタデウシ・メシュチュンスキ神父によって設立されました。その背景は、1967年に当時のポーランドの大司教ステファン・ヴシュンスキ枢機卿によって始められた「愛の十字軍」運動でした。この運動は、公徳や道徳の腐敗に対する霊的な揺り戻しとして生まれ、霊的支柱を失った世界に蔓延する諸問題の縮図を戦後のポーランド社会に示してきました。


この取り組みに心を動かされたタデウシ神父は、イエスの最も尊い教えである「わたしがあなたがたを愛したように互いに愛し合いなさい。」(ヨハネ 15:12)をどのように実行したらよいかについて信徒に教えることを深く追及するようになりました。彼はキリスト教の真の慈善に関する原則、行動、および倫理的な教えについて執筆し出版し始めました。そして1975年に雑誌「互いに愛し合いなさい」の創刊号を出版するに至ったのです。1991年に彼が死去したときには、この雑誌の発行部数は2千部を多少上回る程度でした。しかしその後この雑誌は驚異的な成長をとげ、その成功の多くはタデウシ神父の執り成しによるものであることに疑いの余地はありません。現在、この雑誌のポーランド語版の発行部数は隔月で22万部であり需要はますます伸びています。読者からの反応は概して喜ばしいものです。毎日、手紙や個人的な信仰の証、また霊的および身体的癒しを得た明らかなしるしなどが、編集部に寄せられてきます。この雑誌を通して、多くの読者がイエスに自らの命を委ねました。また多くの人がさまざまな依存症から癒されました。
 
1999年、この雑誌のロシア語版「Lyubite Drug Druga」が発行されました。この最新号の発行部数は22万部でした。旧ソビエト連邦の地域では経済的に困難な状況のため、「Lyubite Drug Druga」は無料で配布されました。編集部へ寄せられるお便りには、回心、神への回帰、そして信仰について一人一人の物語があふれています。カザフスタンの学校で教師をしているレナさんは、「Lyubite Drug Drugaは闇のなかの光です」と書いています。「この雑誌は、若者にも高齢者にも、信者にも未信者にも、イスラム教徒にもキリスト教徒にも同じように読まれています。読んだ人は皆、これは心を動かされる読みものがたくさん載っている素晴らしい雑誌ですね、と私に言ってくれます。」このカザフスタンのイスラム教の学生さんから私たちのもとにお便りが届きました。彼女が言うところによると、この雑誌は彼女がカトリック教会へ受け入れてもらうという決断をするときに非常に大きな影響を与えたそうです。彼女は現在、洗礼の準備のため信仰について導きを受けています。
 
ウクライナのカメネッツ・ポドルスキのレオン・ドゥブラフスキ司教は次のように書いています。「この雑誌は福音宣教の理想的な手段です。(...)ウクライナの私の教区では、この雑誌は多くの人の良心、核心、イデオロギー的見解に影響を与え、私たちの社会の形成において霊的な側面での成長に非常に重要な役割を果たしています。私たちはこれをお祈りの本としても、宗教上の知識を得る情報源としても使っています。この雑誌の読み物は、私たちに困難な状況において強さと希望を与えてくれます。これらの読み物は危険を指摘し、警告し、神と隣人をどのように愛したらよいのかを、人々に教え諭します。皆様の布教活動に深く感謝申し上げます。私たちは、皆様の活動によって人々に愛の良き知らせが届けられますようにと願いながら、今後もこの雑誌を読むことを楽しみにしています。この雑誌が東洋において普遍的な教会の礎になりますようにお祈り申し上げます。」
 
ある若者の読者が喜びに満ちた以下のようなお便りを寄せてくださいました。「この雑誌によってどれほど多くの人が神に立ち帰ったか、きっと編集者の方は知らないことでしょう。人々の信仰の証や素晴らしい読み物を読みながら、神がこの雑誌を通して、罪人たちを神の恵みの真の泉へと招いておられることを感じています。」
 
読者の皆様、私たちはまた、北アメリカをはじめ世界中の英語を母語とする兄弟姉妹たちと、私たちが最も大切にしているイエス・キリストへの私たちの信仰という宝物について分かち合いたいと願っています。この願いから、私たちは雑誌「Love One Another」を発行することを決断しました。
 
私たちは、皆様が読者と分かち合えることが必ずあると思っています。それゆえ、皆様からご希望やご意見をお寄せいただければ幸いです。皆様のご経験、信仰の証を書いてお送りいただけませんか。この雑誌の今後の読み物で、何かを送り出す側になってみることも是非前向きに考えてみてください。
 
神を愛すること、そして私たちの隣人を愛することは福音の核心であり、イエス・キリストの教えであり、彼の教会の教えです。それゆえにこの雑誌の背表紙には目次に添えて、隣人を愛する法則についても記載しています。私たちは読者の皆様にお願い致します。まずご自身でこの雑誌を読み、その内容について少し考えてから、人々がお互いに愛し合いますようにお祈りください、その後、この雑誌をどなたかに手渡していただければ幸いです。
 
キリスト会 管区長 アンドリュー・マスレヤク神父

 

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